第3次岡山県がん対策推進計画
第2次岡山県がん対策推進計画
第1次岡山県がん対策推進計画
全 体 目 標 |
1 がんによる死亡の減少 75歳未満の年齢調整死亡率(人口10万対):現状(平成18年)の83.1を今後10年間で20%減少させ、66.5とします 2 がん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質(QOL)の維持向上 |
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分野 | 取組項目 | 分野別目標 | 主な個別目標 | 今後の対策 |
が ん の 予 防 |
喫煙問題 | 県民一人ひとりが、がんに関する一般的な知識や生活習慣による発がんへの影響等を知ること 食生活、運動等の生活習慣の改善に主体的に取り組むことができる環境づくりの推進 |
未成年者の喫煙率:0% | 喫煙の害等について、普及啓発の推進 |
未成年者への禁煙教育実施率:100% | 健康教育の推進 | |||
公共施設の完全分煙実施率:100% | 禁煙支援者の育成 | |||
肝炎対策 | 肝炎ウイルス検査の既受診者の 割合の増加 |
医療提供体制の整備と周知 肝炎に関する知識の普及啓発の実施 |
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生活習慣 | 食塩摂取量:1日10g未満 日常生活における歩数(20〜59歳): 8,500歩以上 |
生活習慣の改善に関する 普及啓発の推進 |
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が ん の 早 期 発 見 |
がん検診の 受診率 |
がんの早期発見・早期治療のための体制の整備 | 胃がん、肺がん、大腸がん、子宮 がん及び乳がん検診受診率:50%以上 |
がん検診を受けやすい体制の整備重点年齢を定めた積極的な受診勧奨 |
がん検診の質 | 精密検診受診率:90%以上 | 検診の実施方法や精度管理のあり方等の検討 市町村・検診機関における事業評価の実施 精度の高い検診実施体制の整備 |
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が ん の 診 断 ・ 治 療 に 関 す る 医 療 水 準 の 向 上 |
がん診療連携 拠点病院 |
終末期も含めて、本人の意思が尊重され、住み慣れた家庭や地域において、適切な医療を受けながら、質の高い生活を継続できる医療提供体制の構築 | 地域連携クリティカルパスの整備: 平成24年度末までに整備 |
県・地域がん診療連携拠点病院の 機能強化 相談機能等について普及啓発の推進 |
地域連携クリ ティカルパス |
地域連携クリティカルパスの整備 | |||
緩和ケア | 緩和ケア病床数の増加 | 緩和ケア提供体制の整備 | ||
在宅医療 (療養) |
在宅療養を支援する機関の増加 | 医療連携体制の整備、介護保険の 活用促進 |
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放射線療法 化学療法 |
外来治療患者の増加 | 放射線療法・化学療法の医療提供 体制の増加 |
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がん診療 ガイドライン |
がん診療ガイドラインに沿った医療を実施する医療機関の増加 | 診療ガイドラインの普及 | ||
医療従事者 | 研修会の実施 | 相地域医療の均てん化 | ||
患 者 ・ 家 族 へ の 支 援 |
相談窓口 | がん患者が住み慣れた地域や家庭での療養を選択できる体制の整備 | 相談支援センターへの国立がんセンターの相談員研修の修了者の配置: すべての相談支援センター |
相談支援センターの周知と利用促進がん患者会活動への支援 |
情報公開 | 医療機関に対する情報公開に向けた働きかけ | |||
研究 | 院内がん登録 | がんに関する研究を支援し、より良い保健医療体制の構築 | DCN※1≦25%、DCO※2≦15%の 維持 |
データの分析・活用・情報公開 |
地域がん登録 | 地域がん登録の普及と精度の向上 | |||
研究支援 | 研究・活動支援制度の周知 |
※1 DCNとは死亡届によってがん患者であることが初めて登録された者
※2 DCOとは補充調査によっても経過が不明の者
(平成25年8月発行)→【こちら】
(令和6年3月発行)第三版
がん患者さんに安心して療養生活を過ごしていただけるように、地域における療養情報
(不安や悩みを相談できる身近な窓口、医療機関や在宅療養の支援機関、患者や家族同士の支え合いの場、
経済的・社会的な制度など)を紹介する冊子「岡山県がんサポートガイド」を作成 しました。
→【閲覧用
こちら 】
岡山大学病院医事課
診療支援担当 佐々木・大守
Tel:086-235-7072
Fax:086-235-7613
E-mail:sinryousien@
(E-mailアドレスの末尾には、
adm.okayama-u.ac.jpをお付けください。)